RLI実施要項
RLIの準備と進め方
未会員地区でのRLI地区セミナーの準備と進め方
- 1.RLIに関心のある地区はRLI日本支部事務局に問い合わせ、国内の会員地区でのセミナー開催予定、日時や会場を確認する。
- 2.会員地区でのセミナーに参加登録・出席する。
- 3.ガバナー(あるいはガバナーエレクト)と地区研修リーダーに相談の上、RLI会員地区となるかどうか検討する。会員になることを希望する場合はRLI地区代表委員を決定する。
- 4.地区代表委員が事務手続きについて日本支部事務局からアドバイスを受ける。資料を受領する。ガバナー(あるいはガバナーエレクト)と日本支部長の署名が記入された文章を RLI 本部に提出する。本部負担金100米ドルを日本支部を通して納入。
- 5.地区内で10〜20名前後の経験豊かなロータリアンを選び、パートIのディスカッションリーダー候補者となってもらう。
- 6.RLI日本支部事務局からファシリテーター1〜2名をリーダーとして派遣してもらう。日本のファシリテーターは2011年12月現在で9名です。これは2008年5月31日〜6月1日に東京でRLI世界本部副委員長Knut Johnsen氏から指導を受けたロータリアンや2008年11月1日〜2日に八戸でRLI世界本部委員長David Linett氏と副委員長Frank Wargo氏から指導を受けた方々です。
- 7.地区でディスカッションリーダー養成セミナー開催。このセミナーを世界本部ではFaculty OrientationとFaculty Trainingとしています。参加者は終了後に資料をもらうことができます。実施したセミナーの問題点を検討し、パートI開催に活かす。
- 8.地区でディスカッションリーダーの協力のもとにパートIから開催する。開催予定を前もって日本支部事務局に伝える。参加者募集案内を地区内各クラブに伝える。
- 9.新たに地区でパートIIを開催する。2回目のパートIを同時開催してもよい。
- 10.新たに地区でパートIIIを開催する。3回目のパートIと2回目のパートIIを同時開催してもよい。 (9,10の進め方は地区の事情に応じて内容を変更してもよい。しかし開催内容のプログラムや参加者数などを日本支部事務局に報告する。また、この間ロータリアンは他地区のセミナーに随時参加してよい。基本的にはパートI、IIとIIIのプログラム内容は同じである。)
- 11.パートI、II、IIIを基本とします。卒後コースの開催は地区に一任。
日本版カリキュラムについて
RLIはパートIからパートIIIまでの一連のコースの学習を通じて、最終的に「ロータリアンとしての成長とロータリー観の確立を目指す」ことになりますが、日本版RLI参加者テキストでは、さらに日本支部独自の卒後コースも4セッション提案致しております。 この卒後コースは参加者のロータリー観をさらに広げる機会となりますので、今まで卒後コースに取り組んでこられなかった地区におかれましても、是非この機会に、卒後コースにチャレンジして戴ければ幸いに存じます。
〜カリキュラムのスパイラル(らせん的展開)〜
ロータリアンとしての成長と
ロータリー観の確立
パートⅠ
- 1ロータリーにおけるリーダーシップ(My Leadership In Rotary)
- 2私のロータリー世界(My Rotary World)
- 3倫理と職業奉仕(Ethics - Vocational Service)
- 4財団I 私たちの財団 (Our Foundation)
- 5会員の参加を促す(Engaging Members)
- 6奉仕プロジェクトを創造する(Creating Service Projects)
パートⅡ
- 1成功に導くための計画
- 2会員を勧誘する(Attracting Membership)
- 3チーム作り(Team Building)とクラブコミュニケーション(Club Communication)
- 4ロータリー米山記念奨学事業(Rotary Yoneyama Memorial Foundation)
- 5ロータリー財団II 目標とする奉仕 (Targeted Service)
- 6強いクラブを創る (Building A Strong Club)
パートⅢ
- 1ロータリーの機会
- 2効果的なリーダーシップ戦略
- 3ロータリー財団Ⅲ 国際奉仕
- 4公共イメージ
- 5規定審議会・決議審議会(The Council on Legislation & Council on Resolutions)
- 6変化をもたらす(Making a Difference)
卒後コース
- 1ロータリーの歴史
- 2ロータリーの理念
- 3ロータリーの新しい流れ
- 4クラブを元気にしよう
※テキストの詳細については参加地区専用ページからダウンロードできます。